剱岳登頂 登山ツアー レポート
今年は8月20日と9月18日の2回、福岡営業所で、剱岳に行ってきました。
剱岳は、難易度の高い 日本百名山の中でもトップクラスですが、2回のツアーともに、全員登頂できました!
登山者なら誰しもが憧れる「岩と雪の殿堂」 剱岳。
今年のシーズンは終わりましたが、来年も勿論企画しますので未だ登っていない方は是非チャレンジしてみてください。(予備日がついているので登頂率も上がりますよ。)
剱岳登頂ツアー 日程
1日目:福岡空港 ✈ 小松空港 === 小松IC === 北陸自動車道 === 立山IC === 立山駅 ~~~ ケーブルカー ~~~ 美女平 === 立山室堂 ・・・ 雷鳥沢 ・・・ 剱御前小舎(2760m)
◎歩行距離約3.5km・行動時間 約4時間・獲得標高 655m
2日目:剱御前小舎 ・・・ 剣山荘 ・・・ 一服剱 ・・・ 前剱 ・・・ カニノタテバイ ・・・ 剱岳(2999m) ・・・ カニノヨコバイ ・・・ 剣山荘(2470m)
◎歩行距離約7km・行動時間 約9時間・獲得標高 1590m
3日目:登頂予備日
※ 8/21に天候が悪かった場合、登頂を断念して、8/22に再度チャレンジします。8/21予定通り登頂出来た場合、周辺のショートハイキングを予定しています。
4日目:剣山荘 ・・・ 別山乗越 ・・・ 雷鳥平 ・・・ みくりが池 ・・・ 立山室堂 === 美女平 ~~~ ケーブルカー ~~~ 立山駅 === 吉峰温泉「ゆーランド」 === 立山IC === 北陸自動車道 === 小松IC === 小松空港 ✈ 福岡空港
◎歩行距離約5km・行動時間 約4時間半・獲得標高 1030m
立山室堂へ
福岡空港から小松空港までは、わずか1時間30分のフライトです。
さらに車で2時間ほど走ると、ケーブルカーの「立山駅」に到着します。わずか7分のケーブルに乗り、高原バスに乗り換えて立山室堂へ。
立山室堂から剱御前小舎へ
室堂駅を出るとすぐに、立山連峰のパノラマが飛び込んできます。
一旦、雷鳥沢キャンプ場に下り、雷鳥尾根を登り返して「剱御前小舎」へ。多くの人がキャンプを楽しんでいます。
通称「地獄池」、硫黄の成分が池を赤く染めるためそのように呼ばれています。
剱岳 山頂を目指す
登頂日は「剱御前小舎」より早朝にヘッドランプをつけて出発。山頂までは長い道のりが続きます。
日の出とともに、剱岳が顔を出します。一番奥のピークが剱岳山頂です。
前剱に向けて、別山尾根のガレ場を慎重に登ります。
鎖がついた岩場をトラバース。高度感は抜群です。
いよいよ登りの核心部、「カニのたてばい」を登ります。ここも鎖がしっかりと張られているので、セルフビレイ(自己確保)しながら登ります。
後ろから登山者が登ってきますが、あせらずゆっくりと。
山頂への最後の稜線を上り詰めます。
剱岳 山頂
憧れの剱岳に到達!!天気が良ければ北アルプスの山々、八ヶ岳、富士山まで見渡すことができます!
登頂後は、壮大な雲海を眺めながら下山します。
下りの難所「カニの横ばい」の後のハシゴ場です。落石を落とさないように慎重に下ります。
雲海の中に、日本百名山の五竜岳と鹿島槍ヶ岳が聳えています。(御前剱小舎より)
立山連峰は9月になると、一気に気温が下がって、紅葉が広がります。
9月になると雪渓も次第に小さくなり、こんな形になっていました。(♡)
雷鳥沢キャンプ場に戻ると、多くのキャンパーでにぎわっていました。
草紅葉の中にナナカマドの赤い色が映えますね。
下山中には、高山にすむ氷河期の生き残り「雷鳥」に出会うことができました!
みくりが池から立山連峰を望む。
ご参加の皆様、大変お疲れ様でした。そして剱岳登頂、おめでとうございました!!
トラベルギャラリー福岡営業所:スタッフ
剱岳の登山ツアーの一覧
ツアーの一覧を別画面で表示します。必ず、コース詳細ページの「旅程」などツアー内容を確認上、ご予約下さい。
登山ツアー 旅の本棚のホームページ
⇒ 旅の本棚 ⇒ 東京出発 ⇒ 大阪出発 ⇒ 名古屋出発 ⇒ 福岡出発
- 投稿タグ
- 剱岳, 北アルプス, 難易度の高い 日本百名山