伊予ヶ岳・富山 登山ツアー レポート
2023年１月15日（日）に日帰りで、「伊予ヶ岳と富山＆浜焼き食べ放題」ツアーに同行してきました。
伊予ヶ岳と富山について
伊予ヶ岳（いよがたけ）と富山（とみさん）はいずれも千葉県の房総丘陵にある低山で、関東百名山にも選ばれています。
伊予ヶ岳は、房総唯一の岩峰、かつ、千葉県では唯一山名に「岳」がつく山です。峻立した岩峰が頂上付近にそびえ、「房総のマッターホルン」「安房の妙義山」とも呼ばれています。
他方、富山（とみさん）は滝沢馬琴の伝奇小説「南総里見八犬伝」発祥の双耳峰で、山中には物語の中で安房里見家の姫・伏姫が籠ったとされる「伏姫ノ籠窟」も残っています。
また、海鮮で有名な千葉県には浜焼きを楽しめるお店が沢山あります。
今回は、まずは伊予ヶ岳に登った後、バスで移動し富山へ。富山下山後に、ご褒美の浜焼き食べ放題を楽しむ、体も胃袋もフル稼働するツアーです。
伊予ヶ岳富山 登山ツアーの行程
新宿駅西口（７：30発） ＝＝＝ 首都高/アクアライン/館山道/富津館山道 ＝＝＝ 鋸南富山IC ＝＝＝ 平群天神社（61m/9：30発） ・・・ 伊予ヶ岳/南峰（336m） ・・・ 北峰 ・・・ 南峰 ・・・ 平群天神社（11：30頃着） ＝＝＝ 福満寺（40m/12：00発） ・・・ 南峰 ・・・ 富山/北峰（349m） ・・・ 伏姫ノ籠窟 ・・・ 富岡中学校（10m/15：00頃着） ＝＝＝ お百姓市場/食事（17：00発） ＝＝＝ 富浦IC ＝＝＝ 富津館山道/館山道/アクアライン/首都高 ＝＝＝ 新宿駅西口（19：30頃着）
伊予ヶ岳富山 登山ツアーの様子
貸切バスで登山口に向かうと、尖った山頂が見えて来ました。マッターホルンのホルンはドイツ語で角や（山の）突端を意味しますが、最初に登る房総のマッターホルン 伊予ヶ岳です。
登山の準備と講習
本日のガイドは山域・季節を問わず安全的確で楽しい案内に定評がある石原智幸氏。
伊予ヶ岳登山口の平群天神社にて、登山開始前のストレッチも兼ねた下山時のバランスの取り方講習が始まり、皆さん真剣な表情で実践されていました。
伊予ヶ岳の岩場
途中からは岩場を次々に越えていきます。
伊予ヶ岳の岩場は、天気の良い日だとそこまで難しいコースではありませんが、この日は前日夜に降った雨の影響で大変滑りやすくなっていました。
一歩一歩慎重に登りつつ、危険個所はガイドと添乗員の2名体制でしっかりサポートいたします。
伊予ヶ岳南峰
まずは伊予ヶ岳南峰に登頂！
次に登る、何だか可愛らしい双耳峰の富山がバッチリ見えました！
平群天神社で昼食タイム
さらに北峰へ向かい、もと来た道を下山し、スタート地点の平群天神社で昼食タイム。千葉県は全国有数のいちごの産地だったりしますが、たまたま、前日も房総の山を案内した石原ガイドから房総産のいちごの差入れがありました。
富山のスイセン
お次は本日2つ目の山、富山へ。登り始めるとほんのりと甘い香りが漂って、沢山のスイセンが咲いていました。房総は千葉県の中でも暖かく、1月からお花が楽しめるエリア♪
富山の周辺にも「とみやま水仙遊歩道」があり、水仙の群生地を花の香りを楽しみながら歩くことができます。
途中の観音堂で一休み。観音さまを安置している場所ではありますが、「玉梓（たまずさ）が出て来そうでこの辺りで野宿はしたくないね笑」なんて会話も（笑）。玉梓に関しては映画や小説「里見八犬伝」をご参照ください。
富山 山頂
仁義八行（仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌）の玉を持った八犬士の皆さんが富山に登頂！
富山北峰には広々とした展望台があり、
展望台から下を覗くと、、皆さん仲良くなって和気あいあいと談笑されている様子を見ることができました。
展望台には早咲きの桜も咲いていました。
浜焼き
富山下山後は、ご褒美の浜焼きを満喫すべく、「房総の蔵 お百姓市場」へ。
牡蠣・ハマグリ・サザエ・ホタテ・有頭海老、干物といった海鮮や、
串物・カレー・お惣菜・カットフルーツなどが90分食べ放題で、皆さんのテンションが一気に上がりました笑
セルフで好きな食材を選んで、
席へ戻って炭火の焼き網に乗せたら、店員さんが食べごろも教えてくれます。
登山中に一番おとなしかったお客様が一番張り切ってモリモリと飲み食いしている様子に、一同大笑いでした。
直売所でお買い物
お腹がはち切れる程浜焼きを堪能した後は、併設されている直売所でお買い物♪
地元の新鮮な朝採れ野菜や果物、地域限定品や人気の落花生ばたー等、お財布の紐が緩みそうな商品が豊富に取り揃えられていてアレコレ悩みました。
私は献上苺としても有名な館山の紅ほっぺと、お百姓市場限定の「落花生の塩甘納豆」を購入。苺は、スーパーよりもお値段高めでしたが感動の美味しさで、いつかいちご狩りにも訪れたいな…と思いました。
「すごく楽しかった！こんなツアーをまた企画して欲しい！」とのお声を沢山いただいたので、また新たな企画も頑張りたいと思います！
参加者の皆様、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
またのご参加をスタッフ一同 心よりお待ちしております。
ガイド：石原智幸
ツアーリーダー：小西友恵（東京スタッフ）
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