小楢山 縦走 登山ツアー レポート
6/18に、初心者のための山歩き教室で山梨百名山の小楢山（こならやま）に行ってきました！
テーマは危険箇所の歩き方です。
登山ツアー 行程
新宿(7：30発)＝焼山峠（1535m）…小楢山（1712m）…幕岩…大沢の頭…父恋し道…フフ山梨（780m）＝ほったらかし温泉/入浴＝新宿（19：30頃着）
小楢山 登山開始
登山口では前回の復習。登山靴の履き方。
最初は緩やかなアップダウンの樹林帯の道。
サラサドウダン
今年はじめてのサラサドウダン。更紗染めのような模様があります。ドウダンとは油で燃やす灯台の意味で、灯心の周りを囲った風よけのように見えることから。
ヤマツツジ
ヤマツツジ。昆虫に蜜の場所を教える「蜜標｣と呼ばれるマークが特徴。
小楢山 山頂
あっけなく山頂に着きました！
広い山頂でお弁当を食べていたら、富士山が顔を出してくれました！
「父恋し道｣を下山
今日はここからが本番。大沢の頭まで縦走し、「父恋し道｣を下山します。途中の幕岩で、鎖場講習。
「父恋し道｣は踏み跡薄く、落ち葉も積もっていて、足元注意！点在する石仏に励まされ、心和みます。
「父恋し道｣「母恋し路｣
ところで「父恋し路｣「母恋し路｣とは？？気になりますよね。
信州川上の城主の姫が夫を慕って峠を越え、甲州中牧城まで来ましたが、信長の軍勢に城は陥落され、夫は討ち死に。姫は嘆き悲しんで盲目となり、川上に帰る途中に亡くなりました。
後日、川上村に残した二人の姉弟が両親の供養をしようと小楢峠(古那羅峠)に差しかかり、姉はやさしい道(母恋し路)、弟は険しい道(父恋し路)を下ったので、いつしかそのように呼ばれるようになったとの事。う～む。
最後に林道を辿って、無事下山。変化に富んだ縦走コースでした！
ほったらかし温泉
下山後は人気の絶景風呂「ほったらかし温泉｣へ。皆さん「あっちの湯｣と「こっちの湯｣に分かれて、湯ったり。特別に手ぬぐいもいただきました。
ガイド：白砂賢一 ツアーリーダー：倉持恵美子 サブガイド：波間健二
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