百名山最難関? 皇海山クラッシックルート 登山ツアー レポート
9/25-27で 皇海山クラッシックルート に行ってきました!
皇海山(すかいさん)は、栃木県と群馬県の境界にある日本百名山です。今回の登山ツアーで、皇海山はある意味で、日本百名山最難関の山かも?と感じました。
登山ツアー 1日目 銀山平から庚申山荘へ
1日目行程 東京駅(9:30発)===首都高===羽田空港(10:10発)===首都高/東北道/日光道===清滝IC===銀山平(827m/13:30発)・・・庚申山荘(1486m/16:30頃着)
◎歩行距離9.5km、行動予定約3時間、獲得標高1480m
銀山平へ
貸切バスで東京駅から羽田空港経由で登山口の銀山平へ向かいます。登山口の銀山平には2019年リニューアルオープンした「かじか荘」があります。
ここから一ノ鳥居までは林道歩き。一ノ鳥居からは登山道に入ります。
登山道脇には、庚申講の名残の「丁石」が設置されています。
鏡岩で休憩
鏡岩・夫婦蛙岩・仁王門等の巨岩・奇岩が次々と現れます。鏡岩で休憩。
猿田彦神社跡を過ぎれば、間もなく庚申山荘です。
庚申山荘
ログハウス調の庚申山荘は無人小屋ですが、週末は管理人さんがいらっしゃるのでとても綺麗。
トイレは外にバイオトイレがあります。
布団がありますが、インナーシーツか薄い寝袋があると快適です!
共用スペースにはテーブルとイスもあります。
炊事場では蛇口に沢水引いていて便利!鍋ややかんも置いてありました。明日は長丁場になりますので、早めに就寝して明日に備えます。
登山ツアー 2日目 皇海山 登頂
2日目行程 庚申山荘(4:30発)・・・庚申山(1892m)・・・鋸山(1998m)・・・皇海山(2144m)・・・鋸山・・・六林班峠・・・庚申山荘(15:30頃着)
◎歩行距離12.5km・行動時間約11時間・獲得標高2510m
庚申山へ
早朝、ヘッドライトをつけて、まずは庚申山を目指します。
庚申山までも短い岩場や鎖が出てくるので油断できません。傾斜が緩やかになると間もなく庚申山山頂です。山頂は狭いので少し先の展望台にて休憩。天気が良ければ、皇海山の雄姿が見られるはずですが。。
ここから「鋸十一峰」と呼ばれる今回のルートの核心部で皇海山が庚申山の奥ノ院だった頃、修験者が行き交ったと言われる難所です。下は薬師岳からの下りの長~い鎖場。この後もヤセ尾根、梯子や鎖場が続き、気が抜けません!
鋸山へ
核心部を抜けようやく鋸山に到着。
鋸山は関東百名山や栃木百名山にも選ばれています。ここで昼食タイム。今回は時間切れの為、残念ですがここから引き返す事になりました。
鋸山から下山
帰路は六林班峠(ろくりんぱんとうげ)経由で庚申山荘へ戻ります。ただ今回はこのトラバース道もなかなかの悪路で。。。
笹藪に覆われたり、崩れやすくて狭い。。さらに傾斜している登山道。。。とても神経を使いました。
ようやく庚申山荘に到着~。皆さんよく頑張りました!
疲れた身体に、石原ガイドが振舞ってくれた「あったか具だくさんスープ」がしみる~!
登山ツアー 3日目 下山
3日目行程 庚申山荘(7:00発)・・・銀山平(9:30頃着)===入浴予定(11:30発)===清滝IC===日光道/東北道/首都高==羽田空港(15:00頃着)===首都高===東京駅(15:30頃着)
◎歩行距離9.5km・行動時間約2時間半・獲得標高1480m
銀山平へ下山
いよいよ登山ツアーの最終日。今日は2時間半の下りです。
庚申七滝
行きに立ち寄れなかった「庚申七滝」(こうしんななたき)に立ち寄りました。
銀山平に戻り、日光・清滝の「やしおの湯」で汗を流した後、佐野サービスエリアで「佐野ラーメン」をいただいて帰京。各地へ。
あいにくのお天気で、残念ながら皇海山にはたどり着けませんでしたが、皆さん本当に良く歩いていただきました。ツアー中のご協力誠にありがとうございました。
皇海山は皇海橋ルートが使えなくなり、険しく遠い山になってしまいましたが、天候が良ければ、決して登頂が不可能な山ではありません。ぜひまたチャンスがあれば皇海山にチャレンジして下さい!またぜひお会いしましょう。
ガイド:石原智幸 ツアーリーダー:白砂賢一 サブガイド:山添雄佑(ともに東京営業所)
皇海山の登山ツアーの一覧
ツアーの一覧を別画面で表示します。必ず、コース詳細ページの「旅程」などツアー内容を確認上、ご予約下さい。