富士山とお鉢巡り 登山ツアー レポート
先日、日本一高い山・富士山の登山ツアーに同行させて頂いた際のツアー レポートです。
旅行期間 平成28年8月20日(土)~22日(月)お客様12名(男性7名・女性5名)ガイド:飯塚 添乗員:須﨑(大阪)
富士山 登山ツアー 1日目
【ツアー行程】
梅田・京都竹田駅==高速道==富士スカイライン==富士宮口新五合目(2400m/16:00頃発)・・・・新六合目・雲海荘泊(2490m)
◎距離1km、行動予定約30分、獲得標高90m
富士山表口五合目
梅田・京都竹田を12名のお客様と出発し、本日のスタート地点、富士山表口五合目(標高2400m)へ。
登山口には世界遺産の看板がありました。
今回は、いくつかある富士山の登山道の中でも、山頂への最短ルート富士宮登山道「富士宮ルート」から登ります。
富士宮口新五合目で、高度順応のための休憩を済ませ、歩き始めます。
雲海荘
今日の行程は、約1キロの歩行ということで、あっという間に6合目の雲海荘(標高2490m)に到着。
皆様歩き足りない様子♪♪
天気予報では、大型の台風がこの後、関東地方を直撃するとのこと。小屋の方や会社や気象予報士さん、ガイドさんと相談し、明日からの行程を変更することに。
「明日は、台風を避けるために登頂後、9合目万年雪荘ではなく、6合目の雲海荘まで下山。
2日目の夜から3日目にかけて、雨風がひどくなるため、3日目の歩行時間を減らすために行程を変更します」
早めに就寝し、明日に備えます。
富士山 登山ツアー 2日目
【ツアー行程】
宿舎・・七合目・・八合目・・九合目万年雪荘・・九合五尺・・浅間大社奥宮・・剣ヶ峰(富士山最高点/3776m)・・お鉢巡り・・九合目(3460m)
◎距離9km、行動予定約10時間半、獲得標高1600m
富士山 山頂を目指す
さあ、いよいよ登山のはじまりです。出発を少し早めヘッドランプをつけてのスタートです。
しばらくすると、きれいな朝焼けが見えました。
今回のお客様は、富士山が初めての方が半分くらいで、他の方は、違うルートから歩いたことがあったり、毎年歩いていたりと富士登山リピーターさんもいらっしゃいました。
高山病にならないようにゆっくりゆっくり歩きます。
途中、すれ違う下山者は外国からの登山者も多く、海外からのお客様にも富士山が人気なのはうれしいことです。
「頂上見える?」「まだ見えませんよ~」なんて話ながら、どんどん登ります。
新七合目の次は・・・・
八合目ではなく、元祖七合目・・・・。
八合目で検診
八合目に到着すると、診療所の医師の方がパルスオキシメーターで現在の酸素量や健康状態を診てくれました。
そろそろ疲れもたまってくる頃ですが、あと少しがんばりましょう!!
このころには、後ろを振り返ると太平洋の大海原が広がります。あと少し。
万年雪山荘で昼食
富士山 9合目の万年雪山荘で早めの昼食を済ませ、頂上を目指します。
昼食はヤキソバでした。
9合五勺、胸突山荘には、大きなテルテル坊主(いやテルテルおやじ)がいました。
このまま台風がどっかにいってしまえばいいのに。。
鳥居が見えましたが、頂上浅間大社大宮まではあと少しです。
富士山 山頂
全員、到着!!記念撮影。
その後少しのフリータイム!!お参りをする方や、富士山頂郵便局へ行く方など。(事前にはがきなど準備をしてこられる方もいれば、その場で手紙を書く方も)もちろん、〒料金は同じです。
さて、フリータイムの後は、目指すは日本最高峰の頂です。目の前に見えているけど、意外と遠い!!そして、最後の上りがとても急です。ゆっくりゆっくりと歩き、無事登頂!!
山頂は、あまり広くないので、みんな交代交代で写真を撮ります。
富士山 登山ツアー 3日目
【ツアー行程】
宿舎・・八合目・・七合目・・富士宮口新五合目==各自入浴・昼食==高速道==東名/新名神/名神道==京都竹田駅・梅田
◎距離6km、行動予定約4時間、獲得標高1060m
予報は的中。夜から強風と大雨。小屋の中にいても外の様子はわかるくらいの天候。
行程を変更し、すでに6合目にいるので、ゆっくり朝食を済ませ、出発。
たった、30分程度の移動でも吹き飛ばされそうな風の中歩くのは本当に大変でした。
やはり登山は安全第一です。
ご参加頂きました皆様、お疲れ様でした。
またのご参加をスタッフ一同お待ちしております。
富士山の登山ツアーの一覧
ツアーの一覧を別画面で表示します。必ず、コース詳細ページの「旅程」などツアー内容を確認上、ご予約下さい。