宮之浦岳から縄文杉・白谷雲水峡縦走 登山ツアー レポート
みなさん、こんにちは。福岡営業所の在原です!
今回、3/24~27の3泊4日で、ご一緒させていただいたツアーはコチラ・・・
世界自然遺産 屋久島 宮之浦岳から縄文杉・白谷雲水峡縦走
世界自然遺産の屋久島。洋上のアルプスと言われる、九州最高峰で、日本百名山の宮之浦岳(みやのうらだけ)を筆頭に、1900m峰が連なります。
その屋久島の魅力を代表する、宮之浦岳・縄文杉・白谷雲水峡を縦走するプランです。
ツアー 1日目 移動日
行程
鹿児島中央駅==鹿児島港~~~トッピー~~宮之浦港==タクシー==宿
高速船トッピーで屋久島へ
初日は、鹿児島港から高速船トッピーで屋久島に渡ります。
鹿児島港の眼前には桜島!
途中の船中からは、薩摩富士 開聞岳(かいもんだけ)が見えます。かっこいい~~~!
開聞岳は、日本百名山です!
登山の準備
屋久島港到着後、山中で必要な食事や、ガスカートリッジなどを揃えます。
この日は、翌日に備えてゆっくり休みます。
登山ツアー 2日目
行程
宿==淀川登山口(1360m)・・・花之江河・・・投石平・・・宮之浦岳(1936m)・・・焼野三叉路・・・平石・・・展望所・・・第一展望所・・・新高塚小屋(1460m)
◎距離9.9km、行動予定約9時間、獲得標高1760m
淀川登山口から登山開始
早朝宿を出発し、登山口の淀川登山口へ。
ここから歩き出しです。いきなり樹齢1000年を超える屋久杉が現れ、雰囲気抜群の登山道です。
少し歩くと最初の山小屋、淀川小屋です。避難小屋ですがトイレもあります。
少し休憩して、まずは宮之浦岳を目指します。
途中高盤岳のトーフ岩が見えてきました。包丁で切ったような形です。
自然のすごさを、感じざるを得ません(笑)
花之江河
またしばらく歩くと、日本最南端、標高1,640mに位置する高層湿原の花之江河(はなのえごう)に着きます。
この高層湿原では、珍しい高山植物や湿原を流れる清流、ミズゴケ等の植物とともに、幻想的な景色が広がります。
投石平
花之江河からしばらく歩き、投石平(なげしだいら)に到着!ここでランチタイムです。
お腹を満たし、近づく宮之浦岳を正面に見ながら山頂を目指します。
雨の多い屋久島では珍しく、天気に恵まれて最高の縦走日和!
くりお岳
山頂少し手前のくりお岳!
宮之浦岳 山頂
そしてまずは目標の一つ目!九州最高峰 宮之浦岳 到着です!
みなさん、足並みが揃って良いペースなので、山頂でゆっくり過ごします。
この後は、本日の宿泊地。新高塚小屋を目指します。あと3時間ほどガンバです!
平石岩屋へ
途中、永田岳を望みながら平石岩屋へ
左の写真中央に人面石が・・・
ガイドさんはアイアンマンって言っていましたが、私にはウォーズマンに見えました(笑)
ここから少し頑張って、新高塚小屋に到着です。
新高塚小屋
新高塚小屋は避難小屋です。
到着後、寝袋を準備し、食事の準備をします。新高塚小屋には、トイレもあり、水場も近くにあるので十分快適に過ごすことができます。食事内容は、作るのと食べるので必死になり、撮り忘れました。
登山ツアー 3日目
行程
宿・・・高塚小屋・・・縄文杉(1310m)・・・ウィルソン株・・・楠川分れ・・・辻峠・・・白谷雲水峡・・・白谷雲水峡登山口(620m)==宿
◎距離10.7km、行動予定約8時間半、獲得標高1990m
新高塚小屋を出発します。
この日は、縄文杉と白谷雲水峡を縦走します。
雨が少し降っていたので、カッパを着て出発です。
高塚小屋
出発後、少し歩くと高塚小屋へ到着です。
3階建てですが新高塚小屋の方が広いです。詰めたら15人ぐらいは入れるかな。
縄文杉
高塚小屋を出発すると、ほどなく縄文杉に到着です。
縦走するメリットとして朝一の縄文杉到着なので、荒川登山口からくる人達が来て混雑する前に縄文杉の写真を撮ったり、ゆっくり楽しめます。
縄文杉をゆっくり楽しんだ後は、白谷雲水峡に向かいますが、その間にもたくさんの屋久杉を見ることができます。
ウィルソン株
さらにもう一つの名所、ウィルソン株があります。
ここはみなさん、一度はTVなどで見たことがあると思いますが、切株の中の、あるポイントから見上げるとハート型に見えるというものです。
人気のフォト・スポットです。
ふと切株のそばに目をやると・・・・
あれ?心のキレイな人にしか見えないあの精霊が・・・
木霊(コダマ)が出てきてくれました。
白谷雲水峡を目指す
コダマに癒され、白谷雲水峡を目指してトロッコ道を進みます。
少し降った雨のおかげで本来の屋久島の緑がキレイに見えます。
屋久島は雨が似合いますね~
白谷雲水峡
ここから、白谷雲水峡に入ります。
白谷雲水峡の苔むす森を、マイナスイオンをたっぷり浴びながら歩きました。
そして白谷雲水峡の入口に到着!
この後はバスに乗って、宿に帰ります。
ゆっくり疲れを癒して、翌日に帰ります。
今回のコースは、避難小屋宿泊はありますが、登山道にも危ない所などもなく、屋久島の魅力を存分に、そしてゆっくり楽しむことのできるコースでした。
ご参加いただきました皆様大変お疲れ様でした。
また皆様と避難小屋で宿泊できる日を楽しみにしております(笑)
ありがとうございました。
トラベルギャラリー 福岡営業所 在原 路夫
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