ブータン ヒマラヤ展望ハイキング ツアー・レポート
ブータンヒマラヤ展望ハイキングと伝統文化に触れる ツアー概要
日程:2015年5月22日(金)~5月27(水) 5泊6日
添乗員:佐々木 隆志 ガイド:ソナム 参加者:5名様 現地の天気:晴れ
ツアー:ブータンヒマラヤ展望ハイキングと伝統文化に触れる
ツアー行程
5/22(金) | 関西空港/福岡空港よりーバンコクへ | バンコク泊 |
5/23(土) | バンコク発-ブータン(パロ)へ 「リトル・ブッダ」のロケ地「パロゾン」やブータン最古のお寺「キチュラカン」などを見学 | パロ泊 |
5/24(日) | 崖の上にそそり立つ聖地「タクツァン僧院」を見学後、民家を訪問し、ブータンの伝統文化に触れます | パロ泊 |
5/25(月) | チョレ峠(3988m)から展望や植物観察を楽しみながら、キラコンパ(尼寺)まで歩きます。後、首都ティンプーへ移動し、ブータン仏教の総本山「タシチョゾン」やメモリアルチョルテンを見学 | ティンプー泊 |
5/26(火) | 専用車にてパロ国際空港へ ブータン(パロ)発-バンコク経由-各地へ | 機中泊 |
5/27(水) | 関西空港/福岡空港 到着 |
バンコクにて
5/22(金) ツアー初日
日本から約5時間半ほど飛行機に揺られバンコク(スワンナプーム国際空港)へ到着。
バンコクはブータンへの乗り継ぎの為、宿泊のみの滞在です。
美味しいタイ料理をお腹いっぱい頂戴しました。
いよいよブータンへ
5/23(土) ツアー2日目
早朝、バンコクを出発し、世界でも3本の指に入るほど着陸が難しいパイロット泣かせのパロ国際空港に到着! 国王の写真がお出迎え!!
途中の道が工事中で先へ進めませんが、みんなのんびり作業が終わるのを待ってます。
早速ブータン国民の懐の深さを感じました。
(移動中の車内から見える風景)
みんなで一緒に田植え中です。一昔前の日本の風景に似ています。
パロ・ゾン
映画「リトル・ブッダ」のロケ地となった「パロ・ゾン」を見学しました。
ゾンとは、要塞であり、県庁や裁判所でもあり、寺院での役割も兼ねている建物です。
ブータンはそこらじゅうに犬がいますが、人に対して吠えたり追いかけてくることも無いので安心です。
ただ、私たちに興味が無いだけかも・・・
キチュラカン
ブータン最古のお寺「キチュラカン」にある不思議な木。一年中みかんがなっています。
この寺には不思議な力があるようです。
そして、ブータンで出会った唯一の猫ちゃんは木の上でくつろいでいました。
パロの市内でお買い物
初日の寺院巡りも終わり、パロの市内にてお買い物タイムです。
カンクー・リゾートホテル
寺院巡りとお買い物タイムも終わり、本日の宿泊地パロの「カンクー・リゾートホテル」に到着です。
バルコニーからはパロの空港が一望でき、夜にはライトアップされた「パロゾン」などのパロ市内の夜景が綺麗です。
タクツァン僧院へ
5/24(日) ツアー3日目
往復約6時間のハイキングへ出発です。
標高も高く、しっかりとした登山道が続くので、全員で気合を入れて出発です。
僧院までの道のりは馬も頻繁に行き交います。
途中のレストランへ荷物を運んだり、人も途中まで乗せて頑張ってます。
途中には綺麗なシャクナゲが咲いていました。マニ車を過ぎると休憩場所のレストランまでもう少しです。
途中のレストランではコーヒーやお茶のサービスがあり、休憩ができます。
もちろんお手洗いもあるので、安心です。
タクツァン僧院
レストランから約50分でタクツァン僧院が目の前に現れます。
目の前に現れた僧院は凄い存在感です。
また、タクツァンとは「虎のねぐら」という意味で、ブータンに仏教を伝えたグル・リンポチェが瞑想したと伝えられている神聖な場所です。
民家を訪問
下山後は「ダワ・チェリン」さんのお宅を訪問しました。なんとこちらの建物には26人が住んでいます。
ブータンでは一人暮らしをする事はごく稀で、ほとんどの方が家族と住んでいます。
また、リビングではお米のお菓子「ザオ」やバター茶、日本酒に似た「アラ」をご馳走になりました。
また余談ですがブータンでの結婚は99%が恋愛結婚だそうです。
チョレ・ラ峠からキラゴンパへ
5/25(月) ツアー4日目
標高3988mのチョレ・ラ峠からハイキングを開始です。標高が高いので天気は良いですが、肌寒く感じます!!後ろにはタルチョとマンダルがはためいています。
「タルチョ」は魔除けと祈りの旗で五色のそれぞれが天・風・火・水・地すなわち五大を表現しています。
「マンダル」は丘の上など見晴らしの良い場所に建てられる白旗です。ブータンでは死後、お墓を作る習慣が無い為、亡くなった故人を偲び丘の上にマンダルを立てます。
沢山の花達
今回のハイキングコースはなんといっても沢山の花達に出会う事ができます。
とくに石楠花は赤・白・黄色と様々な色で咲誇り、ハイカーを楽しませてくれます。
キラゴンパ
ハイキングのゴール付近にある「キラゴンパ」へ到着。
3000m級の絶壁にへばりつくように存在しているキラゴンパは、尼僧院です。
私たちが到着したときには、ボ~!ボ~っと、笛の練習をしていました。
ハイキングの後はピクニックランチをご用意!!美しい景色を見ながら美味しいご飯を頂きました!!
首都 ティンプー
ランチの後は、首都 ティンプーへ移動です。
宿泊するホテルは市内の中心に位置しており、すぐ近くには警察官による手信号の交差点がありました。
この場所に以前はブータン唯一の信号機があったそうですが、今は無く、首都 ティンプーのランドマーク的な存在となっています。
ブータンの民族衣装で市内散策
ホテルではブータンの民族衣装(女性はキラ・男性はゴと呼ばれる日本の丹前に似た形の着物)に着替え、市内をチョット散策しました。
メモリアル・チョルテン
ティンプーに到着後に訪れた「メモリアル・チョルテン」。ここは一日を通して参拝に訪れる方が絶えない場所です。
ティンプーに住んでいる方は、通勤前や通学途中に立ち寄ってから行く方が多いそうです。
私たちも時計周りに3周お祈りをしながら回りました。
タシチョ・ゾン
そして、今回のブータンの旅で最後にタシチョ・ゾン(ブータン国王のオフィス&ブータン仏教の総本山)を見学に行きました。
今回の旅の中で一番人が多い場所でした。さすが総本山です。
写真には撮ることが出来ませんでしたが、敷地内には国王の住まいがあります。
今回は警備員が家の外にいましたので、国王が滞在しているとの事でしたが、残念ながらお会いすることは出来ませんでした。
ブータン滞在3日間とあっという間でしたが、ブータンの歴史や文化に触れ、ほんの少し「幸せの国」と呼ばれる所以を知ることができました。
さて、明日はとうとう日本への帰路へ・・・
ブータン出国
5/26(火) ツアー5日目
ご覧の通り、本当に小さな国際空港です。
搭乗口は前方の一箇所のみで、滑走路も1本です。飛行機までは歩いて向います。
お土産屋さんの品物は充実していますので、最後のお買い物チャンスです。日本円やドル・現地通貨「ヌルタム」も使用できます。
日本まではまだまだ時間がかかりますが、ブータンで見た美しい景色や見事な僧院を思い出しながら、日本へ出発です。
今回ご参加のみなさまお疲れ様でした。またのご参加をお待ちしております。
トラベルギャラリー福岡営業所 佐々木 隆志
ブータン ヒマラヤ展望ハイキングと伝統文化に触れる ツアー詳細
このツアーの詳細はコチラ ⇒ :ブータン ヒマラヤ展望ハイキングと伝統文化に触れる
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