浅間山・前掛山 登山ツアー レポート

こんにちは!大阪営業所の奥村です。
10月29日~30日に1泊2日で、日本百名山 浅間山・前掛山(まえかけやま)のツアーに同行しました。
浅間山は活火山で、本峰となる釜山は登山ができません。第二外輪山の前掛山は、浅間山が「噴火警戒レベル1」の時だけ登る事が許されます。そして、 火山活動が活発になると、入山規制がかかって、登山禁止となります。
もし、日本百名山完登を目指しているのであれば、「噴火警戒レベル1」の時に、浅間山(前掛山)に登ってください。もちろん、日本百名山完登を目指していない方も、独特な火山景観を見れる山は少ないので、「噴火警戒レベル1」の時に、登ってみてはいかがでしょうか? 他の山とは異なる満足感を得ることができるかもです。
ガイド:重野 サブガイド:竹林 添乗員:奥村でご案内しました。

浅間山・前掛山 登山ツアー 日程

登山ツアー 1日目:梅田(8:30発)==京都竹田駅(9:30発)==名神/中央/長野道==岡谷IC==中山道==高峰高原ホテル(1410m/16:30頃着)

登山ツアー 2日目:宿舎(4:00発)・・トーミの頭・・湯の平口・・浅間山/前掛山(2524m)・・湯の平口・・浅間山荘(12:30頃発)==各自入浴休憩==中山道==岡谷IC==長野/中央/名神道==京都竹田駅(20:30頃着)==梅田(21:30頃着)

◎ 距離12km、行動予定8時間半、獲得標高2380m

高峰高原ホテル

登山ツアー 1日目は大阪からバスで、浅間山の車坂峠 登山口に建つ、高峰高原ホテルに向かいます。

高峰高原ホテルに到着です。標高1410mの山腹に南向きに建つ高峰高原ホテルのロビーからは、南アルプス八ヶ岳、そのむこうには富士山が見える絶景を楽しむことができます。

高峰高原ホテルのディナー

高峰高原ホテルのディナーはコースでサーブされるので、テーブルにはナイフやフォークが並んでいて、無作法な私は緊張しました。

私は、メインのローストビーフをナイフで切るのに、すごく苦戦しました。ローストビーフ自体はとても柔らかいのに、不思議です。

デザートですが、その上品な味に言葉が見つかりません。申し訳ないですが、味は想像にお任せいたします。
食事を終えたら、明日に備えて体を休めます。

浅間山 登山

登山ツアー 2日目は、表コースを夜明け前から浅間山・前掛山を目指して出発します。
暗闇の中、ヘッドライトを点けての登山となります。

トーミの頭でご来光

登り始めて2時間ほどで、トーミの頭(かしら)に着きました。ここで、朝日が出てきて、浅間山が見えました。

浅間山を正面から見ました。

湯の平分岐

トーミの頭から約300m下って、湯の平分岐に到着しました。パワースポットとして有名な賽の河原分岐を経由して、そこから一気に浅間山を登ります。

登り始めて1時間半、山頂稜線が見えました。雪が少し積もっているのが分かります。もう少しで、前掛山 山頂に到着です。

浅間山 前掛山の山頂

そしてついに、浅間山の山頂に到着です。一人のリタイヤも無く、全員での登頂です。火山灰が積もった、荒涼とした景色が広がっています。

浅間山 前掛山からの展望

この日は天気が良く、360度の景色を楽しむことができました。

北西方向は、北アルプス 後立山連峰の白馬岳鹿島槍ヶ岳が見えています。

西方向は北アルプス 穂高連峰があり、穂高岳槍ヶ岳が見えます。

南側には、南アルプス八ヶ岳、その奥に仙丈ヶ岳が見えています。

南アルプスの少し東側には、富士山が見えています。
この日は天気が良く、富士山をはじめ、北アルプス南アルプスにある数々の日本百名山を見ることができ、皆さん、満足されていました。

浅間山荘へ下山

下山は、湯の平分岐から、高峰高原ホテルがある車坂峠ではなく、火山館の方に進み、天狗温泉 浅間山荘に下ります。
火山館でお昼の休憩です。火山館では、浅間山の登山バッヂも売っています。

浅間山登山口に下りてきました。下はカラマツの紅葉が非常に綺麗で、山上とは全く別の山の姿を見ることができます。
浅間山登山口からバスに乗り、大阪に向けて出発です。
ご参加いただいた皆さまありがとうございました!

規制がかかると登ることができない浅間山(前掛山)は、「噴火警戒レベル1」の今しか登れない山です。皆さんもこの機会に登られてみてはいかがですか?

ガイド:重野 傑 サブガイド:竹林 俊孝 添乗員:奥村 岳(大阪営業所スタッフ)

 

浅間山の登山ツアーの一覧

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