熊野三山と参詣の道 朝熊ヶ岳から伊勢神宮へ ツアーレポート
11/28-12/1に、福岡営業所にて毎年恒例の忘年登山に行ってきました。
今年は、世界遺産「熊野三山」と参詣の道 朝熊ヶ岳から伊勢神宮へと歩くツアーでした。
ツアーの概要
「熊野三山」とは、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3つの神社の総称で、日本全国に約3千社ある熊野神社の総本社です。正しい参拝の順番も習わしで決まっているとの事で、今回はその順番通りに参拝を行いました。
また、3日目は朝熊山の山上にある金剛證寺から伊勢神宮へとつながる山道を歩いて参詣しました。
ここは世界遺産という事もあり、海外からの観光客やトレッカーで賑わう観光スポットでもありますが、「コロナ禍」という事で比較的人も少なく、天気にも恵まれ、良い旅になったのではないかと思います。
ツアー行程
1日目:小倉駅===連絡バス===新門司港~~~名門大洋フェリー~~~ フェリー船中泊
2日目:大阪南港===阪和/京奈和自動車道==五條IC===熊野本宮大社===熊野速玉大社===大坂門駐車場・・・熊野那智大社===伊勢市 伊勢市ホテル泊
【熊野本宮大社/熊野速玉大社/熊野那智大社 散策程度】
3日目:ホテル===朝熊ヶ岳登山口・・・朝熊岳道・・・朝熊峠・・・朝熊ヶ岳(555m)・・・金剛証寺・・・宇治岳道・・・伊勢神宮===伊勢西IC===伊勢/西名阪/自動車道===大阪南港~~~名門大洋フェリー~~~ フェリー船中泊
【 距離11km、行動予定約4時間半、1300m 】
4日目:新門司港===連絡バス===小倉駅
ツアー1日目 フェリーで移動
新門司港から名門大洋フェリーにて、大阪南港へ。今は「コロナ禍」という事もあり船内は人も少なく快適に過ごせます。
ツアー2日目 熊野三山を散策
大阪南港より高速を走り、まずは「熊野本宮大社」へ。熊野三山の一つで、家都美御子大神(けつみみこのおおかみ)を主祭神としています。
マスクちゃんとしています。w
マスクに印刷されているのは、八咫烏(やたがらす)。日本神話に登場するカラス(烏)で、導きの神ですね。日本サッカー協会のシンボルマークにもなっています。
熊野古道を歩く
いよいよ熊野古道の一部を歩き始めます。かつて大きな門があったことから、「大門坂」と呼ばれています。
古来より、多くの参詣者たちを受け入れてきた熊野古道。大門坂は、その面影をもっとも色濃く今に残している場所です。
情緒に富んだ石畳の道。古の参詣者たちの息づかいが聞こえてきそうです。
熊野那智大社
歩く事、約1時間で「熊野那智大社」に到着。
日本三大名瀑の一つであり、落差133メートルの「那智の滝」と三重ノ塔。
ツアー3日目 朝熊ヶ岳から伊勢神宮へ
翌日は、朝熊ヶ岳より伊勢神宮までの山道を歩く。「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」と言われる程の道。
(厳密には、伊勢神宮から朝熊ヶ岳金剛證寺への逆コースですが。)
紅葉も終わりかけ。落ち葉の絨毯を歩く、静かな山行。伊勢神宮を目指します。
歩く事、約5時間、無事に「伊勢神宮」に到着。
伊勢神宮内宮の神域を流れる清流「五十鈴川」。
伊勢神宮にて参拝。
最後は、出発まで自由行動。みなさんたくさんお土産を買っていました。
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