ノルウェー国立公園縦走ハイキングと 最高峰ガルホピッゲン登頂 ツアーレポート
8月21日~29日に、ノルウェーの最高峰で北欧の最高峰でもあるガルホピッゲン(2469m)に登りに行きました。
今回のプランは、登頂を目指すだけでなく、ノルウェーで最も人気のあるトレッキングエリアであるヨートゥンハイメン国立公園を3日間かけて横断して、最後に登頂を目指すというもの。
1日平均8時間程歩く、健脚者向けのロングトレールですが、北極圏の近くに位置する国立公園の大自然を満喫できる好ルートでした。北欧の湖、フィヨルド、山々が織りなす変化に富んだ大自然は他のどの国にもない魅力あふれるものです。もう一度行きたいと思わせてくれる自然がそこにはありました。
8/21 オスロへ
成田空港発、フィンランド航空にて空路、ヘルシンキへ。着後、乗継、フィンランド航空にて空路、オスロへ。
着後、専用車にてオスロ市内のホテルへ。
オスロ(ホテル) 泊
ヘルシンキで乗り継ぎ、オスロの空港へ。
実はフィンランド航空、日本から最短時間で行けるフライトなのです。
8/22 イェンデスハイムへ
朝、専用車にてヨートゥンハイメン国立公園のイェンデスハイムへ。途中、リレハンメルのレストランにて昼食。ヨートゥンハイメン山岳道路では素晴らしい山岳景観をお楽しみいただけます。
【車移動:352km/約6時間】イェンデスハイム(ロッジ) 泊
専用車にてヨートゥンハイメン国立公園の入口に建つ、イェンデスハイムロッジへ。
ロッジ内の売店。何でも売っています。
ノルウェー名物トナカイのハンバーグ!美味しいけど多い。
立派なレストランです。
8/23 ヨートゥンハイメン・トレッキング開始
ヨートゥンハイメン・トレッキング4日間の開始です。朝、イェンデスハイム(標高約990m)を出発。北欧最大のケルンが積まれたピーク(標高1743m)を過ぎ、やせた尾根を隔てて左右に色の異なる湖が一度に眺められるベッセゲン尾根を経て、イェンデ湖畔のデルタ横に建つメムルブーロッジ(標高約1000m)へ。
【歩行約8時間】 メムルブー(ロッジ)泊
いよいよ4日間にわたるヨートゥンハイメン国立公園、ロングトラバースの開始です!
本日のハイライト、エメラルドグリーンのイェンデ湖畔を望む、ベッセゲン尾根のトラバース。絶景です!!!
メムルブー(ロッジ)、今夜も快適ななロッジです。
宿泊したツインルーム。部屋にシャワー・トイレ付で、ホテルの様です。
8/24 グリッテルハイム・ロッジへ
朝、メムルブーを出発。存在感抜群の尖峰グロップティンドや爽快な滝を眺めながら美しいコバルトブルーのラス湖畔を歩き、峠を越えてヴェオダール渓谷沿いに建つグリッテルハイム・ロッジ(標高約1380m)へ。迫力の氷河が次第に近づいてきます。
【歩行約8時間】 グリッテルハイム(ロッジ)泊
昨日、下ってきた樹林帯の急坂を上り返し、コルにでます。
コルからは湖のほとりを絶景を眺めながら歩きます。
歩行8時間、今日も長い行程です。
夕方から雪に見舞われました。あっという間に雪が積もります。ここが、北極圏に近いことを身をもって知らされました。
8/25 シュピターストゥーレン・ロッジ
朝、グリッテルハイムを出発。山頂部に万年雪を頂いた北欧第2の高峰、グリッテルティンド(標高2464m)に登頂、ヴィスダーレン渓谷沿いに建つシュピターストゥーレン(標高約1100m)へ。グリッテルティンドの稜線からは氷河が眺められます。
【歩行約9時間】 シュピターストゥーレン(ロッジ)泊
翌朝のグリッテルハイム・ロッジ。
ロッジを出発。運よく、晴天となりました。
山上湖にて休憩。岩と雪のトレースを進みます。
この日も、約9時間の歩行で、北欧最高峰であるガルホピッゲン登山のベースとなるシュピターストゥーレン・ロッジに到着。
8/26 ガルホピッゲン登頂
朝、シュピターストゥーレンを出発。高山帯を登り、北欧最高峰であるガルホピッゲン(標高2469m)に登頂します。眼下に広がる氷河を俯瞰する極上の展望をお楽しみ下さい。登頂の喜びと感動を胸に往路を引き返し下山します。
【歩行約9時間】 シュピターストゥーレン(ロッジ)泊
朝、シュピターストゥーレン・ロッジを出発。北欧最高峰ガルホピッゲン(2469m)山頂を目指します。
完全に上部は雪山です。一歩一歩確実に高度を上げます。
2つのピークを越えて、最後に出てくるピークがガルホピッゲンです。
山頂には、なんとカフェと売店がありました。登頂日も良いコンディションでラッキー!でした。
8/27 オスロ市内 散策
朝、専用車にてノルウェーの首都オスロへ。
オスロ着後、オスロ市内の散策を楽しみます。
【車移動:365km/約6時間】 オスロ(ホテル) 泊
オスロへ戻り、皆でオスロの街を散策。歩いて十分にまわれる意外と小さな街です。
8月なのに、涼しくて晩秋といった感じです。
8/28 帰路
午前、専用車にて空港へ。オスロ発、フィンランド航空にて空路、ヘルシンキへ。(所要時間1時間25分)
着後、乗継、フィンランド航空にて空路、福岡へ。(所要時間9時間30分)
8/29 帰国
帰国後、解散。
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