冬枯れの晴天に日帰りで大和龍王山から笠そばへ歩く忘年山行をご案内してきました。

 

大和龍王山は奈良県天理市からのルートが一般的で麓には南北に山の辺の道が通っています。

古墳時代の昔、日本最初の王朝である大和朝廷が置かれていたと言われており、

大変歴史の古い場所です。

また柿本人麻呂が万葉集に詠んだ引手の山としても知られています。標高は585m。

奈良盆地の東端を縁取るこの一帯の山を青垣山系といいますが、その最高峰が龍王山です。

 

 

今回私たちは天理トレイルセンターから出発し、崇神天皇陵の横を通って登山道に入りました。

 

山の辺の道の分岐から林道へ。

 

沢沿いの道を歩いて行くと複数の古墳がそのままに古代からの姿を残していました。

1500年以上も前からここにあるなんて不思議です。

 

さらに登って行くと麓の長岳寺の奥ノ院へ。

 

現在奥ノ院に寺院仏閣はなく石碑と不動明王像のみが残されています。

ここのお不動様は必見。大きくてたくましくて思わず拝んでしまいます。

 

一旦車道に出てしばらく歩くと、龍王山山頂へ到着。出発して約2時間です。

 

 

この日は晴天ながらも霞がかかり遠方はかすんでいますが、奈良盆地と

金剛山・葛城山・二上山など近くの山は展望することができました。

 

条件が良ければ明石海峡大橋まで見れるのだとか。

 

出発前にガイドの太田さんが鍵盤ハーモニカで『ふるさと』を披露して頂き、みんなで合唱。

まほろばの地を眺めながらの唱歌はまた格別でした。

山頂でひとしきり展望を楽しんだ後は今日の昼食場所・笠そば処を目指します。

 

 

出発してしばらくは冬枯れの登山道を歩きます。

かさこそと鳴る落ち葉の音が心地よい道です。

 

山頂から笠そばまでは1時間かかりません。

 

笠そば処へ到着。こちらで使用されるそば粉は地元産。

標高500mほどもある冷涼な気候のためそばが良くとれるということで、

秋に収穫したばかりの新そばを頂きました。

 

いろいろなメニューがありますが私が頂いたのはにしんそば。

お出汁はあっさり、そばの風味は新鮮。

とっても美味しい昼食となりました。

ごちそうさまでした。

 

 

昼食後はお隣の笠荒神を各自参拝。長谷寺温泉に入浴して帰阪となりました。

 

今回のツアーはこの冬から始まった『ふたたび山行会』というシリーズツアーです。

このシリーズは、冬場から春にかけて歩く機会が減る、またはこれまで山歩きを楽しんで

きたけど最近体力に自信がなくなってきた、山をじっくり味わいながらゆっくり歩きたい、

などという方たちのために企画したものです。

 

このシリーズは催行保証としており、人数が少なくても中止することはありません。

また今回は年の瀬も押し迫った中での開催。

ご参加の皆様方は常連の方もあり初参加の方もありと様々でした。

 

これからもトラベルギャラリー旅の本棚では素晴らしい山の世界へと、

安心安全に皆様をご案内できればと思っております。

今年一年どうもありがとうございました。

来年もご参加をお待ちしております。

 

トラベルギャラリー井上