キナバル山登頂 登山ツアー レポート

日程:2016年 12月7日(水)~10日(日) 5日間
添乗員:井上  参加者:10名様
ボルネオ島にあるマレーシア最高峰 世界自然遺産 キナバル山(4095m)に登頂

キナバル山 山頂直下から最高峰ロウズピーク(4095m)を望む

キナバル山 山頂直下から最高峰ロウズピーク(4095m)を望む

ツアー行程

12/7(水) 各地よりクアラルンプール経由、コタキナバルへ。着後、ホテルへ。 コタキナバル泊
12/8(木) 登山口へ専用車で移動後、いよいよ登山開始。整備された登山道を登って山中の山小屋へ。 ラバンラタレストハウス泊
12/9(金) 未明山頂へ向けて出発。マレーシア最高峰キナバル山ロウズピークへ登頂後、登山口へ下山。
専用車にてコタキナバルのホテルへ。
コタキナバル泊
12/10(土) 専用車にて港へ。南海の無人島、サピ島にてマリンリゾートを楽しみます。
その後コタキナバル市内を観光後、空港へ。クアラルンプール経由で、日本各地へ。
機中泊
12/11(日) 朝、日本各地へ帰国。 お疲れ様でした。  

関西空港~クアラルンプール~コタキナバル

12/7(水)  ツアー初日

関西国際空港にて集合後、マレーシア航空にてクアラルンプール経由、コタキナバルへ出発。

快適な機内。各種エンターテインメントが充実、最新の映画も見られます。

おいしい機内食を頂きました。

クアラルンプール空港に到着後は成田からのお客様と合流して、国内線へ。
エアロトレインというターミナル間列車にて移動します。

国内線に乗り換えです。機材遅れで出発が大幅に遅れてしまいました。

到着後専用バスにてホテルへ。

南国のホテルですが、12月に入ってクリスマスムード満点。23時を過ぎて遅いチェックインとなりました。

設備の整ったお部屋。時間の都合上ゆっくりとはいきませんがお休み頂きました。
いよいよ明日はキナバル山へ。

コタキナバル~登山口~ラバンラタレストハウス

12/8(木)  ツアー2日目

ホテルでおいしい朝食ブッフェを頂いてキナバル山へ向け出発。
しばらく走ると遠方に目指すキナバル山の姿が遠望できました。

途中、マーケットに立ち寄り、トイレ休憩がてら市場を見学。南国のフルーツをはじめ日用品など、いろいろなものが所せましと並べられています。見たことないフルーツを試食したり、ミネラルウォーターを買ったり。私はあるものを秘密で買い込みました。

キナバル山 登山準備

キナバル山の登山口の手前にある国立公園本部へ到着。
ここでガイドさん・ポーターさんと合流。荷物の準備や入山のための手続きなどがあります。
国立公園でユネスコの世界遺産になっているため、入山手続は厳格に決められていて、必ず現地の山岳ガイドを付けることが義務付けられています。

今回のツアーでは現地のポーターさんを付け、お一人5kgまでの荷物を山中の宿泊小屋まで運んでもらえるように手配しました。ポーターさんひとりにつき何キロまで決まっているので、それによって同行してくれる人数が変わります。

いろいろ準備が済んで登山口へ出発前に記念写真。
お客様10名様と私、ガイド3名、ポーター2名という大所帯となりました。
みなさん今は元気な顔ですが、下山した時はどうなることか。。

キナバル山 登山開始

シャトルバスに乗って登山口のゲートに到着。

チェックポイントがあり、ここでサインしていよいよ登山道に入ります。

最初は緩やかな下りです。

涼しげな滝も出てきて、あー気持ちいい、快適な登山道・・・

と思わせて油断させておいて、ここから一気に登りとなります。
歩きやすい幅広の道が続くのですが、ちょっと急な所や階段もたくさんあり。

途中、このような休憩所がたびたび出てくるので休憩しながら歩きます。
どんどん標高が上がるので体調を崩さないよう、極力ゆっくりペースで登って行きます。
この日は曇りがちで山中が涼しくてとても快適でした。足元や頭上にはいろいろなお花が見られます。

キナバル山の花々

背の低いキナバルバルサム。みなさん覚えやすいからって バルサン、バルサン!
と連呼していましたね。

こちらはシャクナゲ。花付きのいい大きな花序が鮮やかです。

こちらは黄色いシャクナゲ。お花が大きくて見応えがあります。

霧の奥に遠目ですが野生の猿(レッドリーフモンキー)を発見。一瞬オランウータンかと思いましたが、動きが激しい。ガイドさんもひと月に一度見るか見ないかで、ラッキーだなと言ってくれました。

こちらは食虫植物のウツボカズラ。虫を誘い込んでツボの中に落としてしまいます。
落ちた虫は憐れ養分を吸収されてしまうという仕組み。

昼食休憩

順調に高度を上げて、お昼時になったので昼食休憩です。

簡単なサンドイッチとゆで卵、リンゴにフライドチキンという内容です。シンプルですが美味しい。

昼食を終え再度出発すると、巨大な樽を背負ったポーターさんに遭遇。
これは昨年6月に起こった地震で上部の山小屋が一部損壊して現在再建工事中となっており、重い資材以外は人力でポーターが運びます。
それでもこの樽なら数十キロになるはずですが、すごい脚力にびっくり。

キナバル山 登山中のスコール

雨がぽつぽつしてきたので、もうすぐ雨がきますよ~、カッパ用意して下さいねと伝えたら数分後には。

大粒の雨が。熱帯特有のスコールに見舞われました。

道はみるみるうちに小川になり、一時は雷も鳴り、心配になりましたが、

ラバンラタ レストハウス

やっと小屋が見えてきたら雨も小降りに。本日の宿、ラバンラタレストハウスに到着です。

チェックインしたらここも一足早いクリスマス気分。陽気なスタッフが迎えてくれました。

みなさんそれぞれに寛いで過ごしています。荷物を部屋において、身支度できたら夕食です。

夕食はお好きなものを好きなだけ。ビュッフェスタイルです。基本的に中華風なのですが、味付けはしつこくなく食べやすいと好評です。

デザートやフルーツまで。充実の夕食に舌鼓をうちました。私も何度目かのキナバル山なのですが、ここまで登ってきて体調不良で食べられない方もたまにいらっしゃるのですが、今回のみなさんは元気いっぱい。
たくさん召し上がられていて安心しました。夕食後、血中酸素飽和度を測ることができるパルスオキシメーターという機械を使ってみなさんの体調をチェックしましたが、全員数値も良く問題なし。

夕食が終わったら各自就寝です。明日は夜中1時半に起床。山頂を目指します。
普段の寝る時間には早いのですが、明日に備えて早めに就寝。みなさんお疲れ様でした。

キナバル山登頂(後編)に続く

トラベルギャラリー井上

 

海外登山のデビューに最適な山 キナバル のツアー案内

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ツアーの詳細はコチラ
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