羅臼岳・斜里岳・雌阿寒岳 登山ツアーレポート

7月29日~8月1日に3泊4日で、羅臼岳斜里岳雌阿寒岳のツアーに添乗員として同行しました。
今回のツアーは日本で最も東に位置する知床半島を含む、道東の変化に富んで個性的な日本百名山3座に登頂し、北海道の山らしい濃厚な自然、雄大な展望を満喫するツアーとなっています。
ガイド加藤、サブガイド尾崎、添乗員私奥村の3名で案内しました。

羅臼岳・斜里岳・雌阿寒岳 登山ツアー 日程

1日目:女満別空港(14:50発)===岩尾別温泉(17:30着)

2日目:宿舎(05:00発)・・・弥三吉水・・・羅臼平・・・羅臼岳(1660m) ・・・羅臼平・・・弥三吉水・・・岩尾別温泉(15:00発)===斜里(17:00頃着)

◎ 歩行距離13.5km・行動時間約10時間・獲得標高2870m

3日目:宿舎(05:30発)===清岳荘(680m/6:00発)・・・旧道コース・・・馬ノ背・・・斜里岳(1547m)・・・新道コース・・・清岳荘(15:00発)===阿寒湖温泉(17:30頃着)

◎ 歩行距離8km・行動時間約9時間・獲得標高1915m

4日目:宿舎(04:30発)===野中温泉(710m/5:00発)・・・雌阿寒岳(1499m)・・・野中温泉(各自入浴予定10:50頃着/11:50頃発)===昼食(13:00~13:50)===女満別空港(14:10頃着)

◎ 歩行距離5.5km・行動時間約5時間半・獲得標高1695m

女満別空港から羅臼岳の麓へ

ツアー1日目は、女満別空港(めまんべつくうこう)から、羅臼岳の麓にある地の涯ホテルまでの移動となります。

移動のバスの車窓から、3日目に登る斜里岳が見えました。

羅臼岳 登頂

登山ツアー2日目は、羅臼岳に登頂します!

木下小屋

地の涯ホテルから歩いて2分で羅臼岳の登山口にある木下小屋に到着します。木下小屋では、羅臼岳の登山バッジ等様々なグッズを販売しております。

岩尾別登山道 入口 から登山開始

登山口に到着しました、いよいよ登山開始です。ここから羅臼岳まで登り5時間を予定しています。

登山口から登りが続きます。天気はすごく良いのですが、この日の気温は、34度で、とても暑いです。

登り始めて2時間ほどで、やっと羅臼岳が見えました。まだまだ遠いです。

銀冷水

銀冷水に到着しました。ここには携帯トイレブースがあります。登られる方は必ず携帯トイレをご持参下さい。

羅臼平

樹林帯を抜け羅臼平まで登っています。日差しが強くて暑さに苦戦しています。羅臼平まで登りが続きます。

羅臼平

登り始めて3時間で、ようやく羅臼平に到着しました。疲れました~。

羅臼平から、羅臼岳をとらえました。この日はきれいに見えました。山頂まであと1時間半です。

羅臼平から羅臼岳までの最後の登りです。写真にはありませんが、最後の登り30分はゴツゴツした岩が続き、登りにくいですがスタッフが誘導しますので、ご安心ください。

かすかにですが、二つの山のピークが見えます。この日は北方領土の国後島が見えました。

羅臼岳 山頂

羅臼岳に登頂しました。難所を乗り越え、無事に全員登頂できました。頑張りました!

羅臼岳からは硫黄岳が見えました。羅臼岳から縦走できるそうですが、長いみたいです。

羅臼岳 下山

5時間かけて、無事に登山口まで下山しました。
使用した携帯トイレは、ホテル地の涯の駐車場で処分できます。

斜里岳 登頂

登山ツアー3日目は、斜里岳に登ります。

登山道に到着しました。ここから登山開始です。

渡渉が続く 斜里岳登山の前半

登山道の前半は渡渉が続きます。徒渉の際にはスタッフがサポートしますので安全に渡ることができます。

渡渉しながら登りが続きます。皆さん慎重に登りながら渡っています。

徒渉が多い箇所を通過し、稜線の分岐点に出ました。山頂まで、あと30分ほどです。

斜里岳 山頂

斜里岳に到着しました。この日も無事に全員が登頂できました。

写真の奥に陸が見えますが、国後島です。天気が非常に良い日にしか見えないそうです。またこの日は見えませんでしたが、羅臼岳をはじめ、知床の山々も斜里岳から見ることができるそうです。

雌阿寒岳 登山

登山ツアー4日目、このツアーの最終日は雌阿寒岳に登ります。

ここから登山開始です。この日は天気が悪く、レインフェアを着ての登山になりました。

悪天候で撤退

2合目に到着しましたが、この日は天気が非常に悪く、風が強いうえに豪雨でした。これ以上の登山は危険と判断し、残念ではありますがここで撤退しました。悔しいですが、来年にリベンジしましょう!

野中温泉

下山し、時間がありましたので野中温泉に入りました。野中温泉は雌阿寒岳の麓にある為、雌阿寒岳に登られる方はここに立ち寄るそうです。

お風呂に入った後は女満別空港に戻り、帰宅しました!

今回、雌阿寒岳に登れなくて、皆さん悔しい思いをされていますので、来年かならず登頂しましょう!

ご参加された皆さまありがとうございました!

ガイド:加藤 徹 サブガイド:尾崎 利和 添乗員:奥村 岳(大阪営業所スタッフ)

 

羅臼岳の登山ツアーの一覧

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斜里岳の登山ツアーの一覧

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