南大東島 ツアーレポート

1/19~21で絶海の孤島・南大東島(みなみだいとうじま)へ行ってきました!

1日目 那覇経由で南大東島へ

各地から那覇経由で南大東島へ!
那覇から南大東島へは1日2便。今回の午後便は北大東島経由になります。

北大東~南大東間は日本一短い路線として有名。わざわざ乗りに来るマニアもいるとか。。
なんと飛行時間7分、距離13km。寝る間もありません。。

南大東島

今回お世話になったのが「ホテルよしざと」さん。女将さんが親切で快適でした。

着後は自由行動で各自散策。道端に花をつけたバナナの木が沢山ありました。

2日目

いよいよ、大東島を歩きます!見どころ沢山!

まずは沖縄最大の池・大池で野鳥観察。

珍しく内陸にあるマングローブ林(メヒルギ)

今回のハイライトのひとつ。南大東島は鍾乳洞の島。120を超える鍾乳洞が確認されています。唯一観光用に公開されているのが星野洞です。

東洋一美しいと絶賛されたとか。。想像以上でした。風になびくカーテンのよう。

なぜか足元に泡盛が沢山。
島には高校がないので子供は全員、15歳で島を出て那覇の高校に行きます。
その際、両親と一緒にこの鍾乳洞に泡盛を置いていくのが慣習なのだそう。
鍾乳洞は泡盛を熟成させるのに最適で、5年後の成人式にはとってもまろやか。そして家族で飲み交わす。
どんな味がするんでしょう。。。

ここバリバリ岩は大岩が真っ二つに引き裂かれた断層で、幅1~2メートル程の回廊となっている場所。

南大東島は小笠原やハワイと同じで、大陸と陸続きになったことがない海洋島。
フィリピン海プレートに乗って、現在も一年間に約7センチずつ北西に進んでいます。

北港へ移動。北大東島が見えました。透明度めちゃめちゃありました。

レインボーロック。後、要塞のような南大東島漁港、塩屋海岸を回って、昼食へ。

観光客は必ず訪れる島の有名店・大東そば。この佇まいが素敵です。

コシのある大東そばとマグロやサワラを醤油漬けした八丈島ルーツの大東寿司。どちらも美味しい!

腹ごしらえをした後は日ノ丸山展望台から約12kmのウォーキング開始!島を代表する木・ダイトウビロウ。

そして、サトウキビ。サトウキビ。サトウキビ。

季節はずれの月桃の花。

明治時代に海軍が測量の為に上陸して棒を立てたいう海軍棒の海岸。一帯の植物群落は天然記念物に指定されています。

固有種のボロジノニシキソウや

固有種のオオソナレムグラ

海岸から内陸へ向かい、島のビジターセンター・島まるごと館で休憩。

そして隣接している空港へ。ではありません。旧空港を利用したラム酒工場です。

原田マハさんの「風のマジム」という小説はこのラム酒工場ができるまでのストーリーがモデルになっています。
南大東島産のサトウキビから手作りした無添加・無着色のラム酒ですからお土産に最適です。
試飲して結構皆さん買いましたね~。そして予想外のスコールが降ってウォーキングは終了。車でホテルへ。

夕食後、ナイトツアーへ。ダイトウオオコウモリです。どこにいるかわかりますか??
ダイトウコノハズク(声のみ)と星は見れませんでしたが、ダイトウオオコウモリと光るきのこは見れて皆さん満足。
盛りだくさんの一日でした。

3日目

朝食後、気象台へ。台風情報でよく聞く「南大東島の南●●●kmの海上を・・・」ってやつですね。
南大東島=台風情報という人も多いのではないでしょうか?

毎日、朝と夜の8:30になると高層気象観測のセンサーを搭載した「ラジオゾンデ」が空へと放たれます。
説明員の方の話を聞いた後、自動でコンテナがパカっと開いて「ラジオゾンデ」が空へと舞いあがりました。

その後、大東神社まで歩いて参拝し、引き返しました。

ふるさと文化センターでは、かつて島中を走っていたシュガートレインの展示も見ましたね。

ホテルに戻り、のんびりと昼食をいただいてから、空港へ。そして、那覇、各地へ。
数多くのオンリーワンを持つ奇跡の島・南大東島。ご紹介出来ない部分もまだまだあります。
ぜひ皆さんも一度お出かけ体験して下さい。私もまた行きたいっ!

ガイド:東和明(南大東島) ツアーリーダー:白砂賢一(東京営業所)

 

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