太神山から笹間ヶ岳縦走 登山ツアー レポート
滋賀県・湖南アルプスの関西百名山、太神山(たなかみやま)に登って笹間ヶ岳(ささまがだけ)へ縦走するコースを滋賀のプロガイド中西さんと一緒にご案内しました。
まずマイクロバスで林道終点へ。
長い林道歩きをショートカットします。
歩き始めてしばらく舗装林道を歩いて、登山口から山道に入ります。
足元はざれた花崗岩で少々滑りやすい箇所もあります。
しばらく登ると信仰の山らしく不動様が祀られていました。
泣不動。表情が泣いているように見えるからそう呼ばれているとのことです。
樹林越しに後程登る矢筈ヶ岳を見ることが出来ました。
展望の利かない道を歩くと二尊門に至り、ここからご神域となります。
道の両側に配置されている石像。
向かって左は頬杖をついていてなかなか面白い立像です。
もう一方は朗らかに合掌されていてほほえましいお姿。
ご神域を守るというよりはお出迎えの二尊なのでしょうか。
やがて社務所の境内を過ぎて、
急な階段を登ると、
断崖にかけられた木造の御堂に参拝してさらに進みます。
太神山山頂(600m) 欠けているので分かりずらいのですが二等三角点です。
山頂から不動寺へ下りてきて、待望のランチタイム。
本日のお弁当は京都のおばんざい弁当。
多少中身が寄ってしまいましたが、大変美味しいお弁当でした。
ご参加の皆様もこれまで出てきた弁当の中で一番!という方もおられました。
二尊門の下で分岐に入り、矢筈ヶ岳を目指します。
分岐から先はずっと樹林帯。展望がなくあまり変化がありません。
やがて新たな分岐から急登を登りきると矢筈ヶ岳山頂に到着です。
山頂からはこれから目指す笹間ヶ岳を遠望することができました。
まだかなり遠く感じます。
樹林帯の中を歩いていると、展望がないので身近なものに目が行きます。
名前が分かりませんが朽木にびっしり生えていたきのこ。
下から撮るとすごい迫力。
こちらはアセビのつぼみ。まだ花が開く気配はありません。
このような道をひたすら進みます。
やがてシダの生い茂る分岐点を過ぎると、
いくつかの水たまりや小さな池をわき目に見つつ、さらにどんどん進みます。
林道に出会うと笹間ヶ岳はもうすぐ。
目の前に大岩が見えてくるとそこが山頂です。
梯子で巨岩の上に出ると、このコースには貴重な展望に恵まれます。
近江平野と琵琶湖、奥の山が関西百名山の比叡山(ひえいざん)です。
山頂の端からかろうじて見える近江富士・三上山(みかみやま)。三上山も関西百名山に選出されています。
大展望の笹間ヶ岳山頂を後にして、下山にかかります。
下山はところどころ急な道ですが、小一時間も歩くとなだらかになり、
貯水池が見えるともうすぐ下山です。
下山後は近くの温泉にて温まり、瀬田川から本日歩いた三山を眺めて帰りました。
今回は旅本日帰りツアーの中でもけっこうなロングコースでしたが、
ご参加の皆様の足並みがそろっていたこともあり、順調なペースで歩くことができました。
ありがとうございました。
トラベルギャラリー井上
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