下関竜王山と角島ハイキング&長府城下町散策 ツアー・レポート

日程:2016年 12月2日(金)~5(月)
ご参加21名様 ガイド岩永 ツアーリーダー井上

海に沈む夕陽を望むことができる露天風呂が自慢! ホテル西長門リゾートに宿泊

12/2(金)  ツアー1日目

ツアー行程
大阪南港(20時頃着)~フェリー船中・2等寝台(泊)

毎年大好評を頂いている忘年山行に同行してきました。
大阪南港から往復夜行フェリーで九州・新門司港へ。弊社のフェリーツアーは雑魚寝の2等ではなく、お一人ひとつのベッドを確保した2等寝台を利用します(一部ツアー除く)。
忘年山行は初冬の山歩きを楽しみ、温泉に浸かって一年の山の思い出を語り合うのがテーマです。
毎年九州の山を歩いてきましたが、今年は山口県下関市の山歩きと観光&歴史ハイキングを楽しみました。
山は、中国百名山竜王山(りゅうおうざん)です。

12/3(土)  ツアー2日目

ツアー行程
~新門司港=深坂自然公園(100m)…牝鋤崎山…鋤崎山…竜王山(613m)…竜王山登山口(55m)=下関つくの温泉(泊)

竜王山の縦走コースへ出発

新門司港で専用バスに乗り、関門海峡を渡ります。下関市の深坂自然公園にてバスを降り、準備と体操を終えたら、今回の山歩きの目標・下関竜王山の縦走コースへ出発です。

もみじ谷に入って紅葉の山をゆっくり歩きました。

素晴らしい紅葉!青空との対比が鮮やかです。

晴天に恵まれて、ゆっくり歩きます。

稜線に出たら傾斜がきつくなってきました。樹林帯のため展望はありません。

雌鍬先山

雌鍬先山に到着。ようやくところどころ展望が利いてきました。

竜王山の手前にある雄鍬先山に到着。ここまでくれば山頂まではあと一歩。
展望も開けてきていい感じです。

山頂を目指して再度樹林帯の中を歩きます。

ふと足元を見るとフユイチゴ。たくさん実をつけていました。つまみ食いをしたらほのかに甘い。
これたくさん取れるとジャムにしたら美味しいんですよ。すごく明るいルビーのような赤が目を惹きます。

下関竜王山 山頂

中国百名山 下関竜王山に到着!結構な急登を乗り越えてたどり着きました。お疲れ様でした。

この日は展望が良く、正面に関門海峡(巌流島もはっきり見えます)、左奥には別府の鶴見岳由布岳が、正面奥に九州百名山英彦山も望め、地元の良く訪れている方に聞きましたがこれだけ見えるのも珍しいとのこと
因みに、鶴見岳と由布岳も九州百名山です。

お弁当

恒例のお弁当写真。美味しそうですね。おなかも空いたし さぁ食べようか!と思ったら

リーダーお弁当多いからちょっと食べてくれない、ねぇ私のも食べてよ。
いいですよ~、ともらっていたら超山盛り弁当となってしまいました。
(もらいすぎて映っていないものもある)

一等三角点の山頂でハイポーズ。いつも旅本の山旅をご利用頂き、誠にありがとうございます!

展望の説明。福岡在住の岩永ガイドが丁寧に教えてくれました。

吉見方面へ下山

下山は吉見方面へ。途中神社に立ち寄ります。

征露記念灯籠

神社から先に少し歩くと征露記念灯籠がありました。

100年以上前の日露戦争を記念して建てられたのだとか。
遥か遠くの日本海と、田畑が広がる里を見下ろすように建っています。

無事下山して、本日の宿へ向け出発しました。

ホテル西長門リゾート

本日の宿、ホテル西長門リゾートへ到着。

ホテルのロビーからは角島にかかる角島大橋が一望。全室オーシャンビューのおもてなし温泉宿です。

素晴らしい夕陽を望むことができました。こちらの宿の自慢はもちろん、

露天風呂からの夕陽の眺め。素晴らしいの一言。

温泉に浸かりながらこんな景色を見られるとはなんと幸せなんでしょうか。

お風呂の後はお待ちかね、海鮮をふんだんに使った御膳を頂きました。

お刺身は鮮度が最高。

これはフグ刺し。非常に美味しいお料理でした。
お食事が半ばを過ぎてから始まりました。毎年恒例の登山グッズが当たる”忘年ビンゴ大会”は外れくじなし!一年の感謝の念をこめてスタートしました。
楽しい宴会のあとは各お部屋でゆっくりとお過ごし頂きました。

12/4(日)  ツアー3日目

ツアー行程
…角島大橋(全長1780m)を徒歩で渡ります=角島灯台周辺ハイキング=下関にてふく料理の昼食・長府城下町を散策=新門司港-フェリー船中・2等寝台(泊)

角島大橋

今日はまず角島大橋(つのしまおおはし)へ。全長1.7kmで山口県の観光スポットの中でも指折りの人気を持つ橋です。
コバルトブルーの海にかかる優美な曲線が美しいのですが、車で渡ると数分なので歩いてみました。

さぁ出発です。車に気をつけながらゆっくり歩きます。

朝もまだ早いのでそんなに交通量もなく快適に歩きます。

角島灯台

大橋を渡った後はバスにて角島灯台へ。ここは日本最古の白亜の西洋灯台。石積みの灯台は中の螺旋階段を登って上部に上がることができます。建築から130年以上経った今も現役で稼働し続けている貴重な灯台です。

中の螺旋階段はけっこう急。何周もぐるぐる回って上がります。

これまた急な階段を登りきると、

日本海の大展望。

今回のツアーの登りで一番急な登りでした。高さ30m足らずの灯台ですが一見の価値有り。
角島灯台を楽しんだ後は、道の駅に立ち寄り休憩。その後、下関市内のかまぼこ屋さんに立ち寄ったり、関門海峡を望む公園を訪れたり、ゆったり観光の時間となりました。

関門海峡

壇ノ浦の合戦や幕末の動乱で諸外国との争いの場となった関門海峡。

大砲のレプリカは100円を入れると爆音と煙が上がります。
ドカ~ン!プシュー・・・。
たったこれだけのことですが、けっこう盛り上がりましたね。

下関名物 ふく料理

さてひとしきり観光を楽しんだ後は、下関名物のふく料理を頂きました!今回は美味しいものばかり。

長府城下町を散策

その後は歴史に詳しい現地ガイドさんに導かれ、長府城下町を散策。

幕末の乱世をわかりやすく、興味深く語って頂いてとても好評でした。
しかし残念ながら途中で雨となり、早めに切り上げてバスへ。

関門トンネル

時間が余るので、急きょ関門海峡の下にある関門トンネルを徒歩で渡ることに決定。

歩行者専用の国道2号。本州から九州へ徒歩で渡れるなんて面白いですね。

海の底の県境を越えて歩きます。

こんな小さな子までがんばって歩いていました!えらい!

九州に渡った後は新門司港へ。フェリーに乗って関西への帰路へつきました。

12/5(月)  ツアー4日目

ツアー行程
大阪南港(6時半頃着)

今回は毎年恒例の忘年山行にご参加頂き、誠にありがとうございました!
いつもご利用頂くリピーターのお客様ばかりで本当に感謝いたしております。
残念ながら日程の関係で今回参加できなかった方もおられると聞いておりますが、来年はまた今回のような山歩きだけではなく観光や現地の文化をたっぷり楽しめる、お楽しみ企画をご用意いたしておりますので、来年はぜひご参加下さい。
来年は九州北部の美味(とれとれ新鮮な●●の●●)と温泉を堪能する企画を策定中。
今回ご参加の皆様と来年はあそこに行こう!と盛り上がっています。
今年も弊社の山旅をご利用頂き、誠にありがとうございました!
来年も元気いっぱい、お楽しみ満載のツアーへご案内いたしますので、どうぞ宜しくお願いいたします!

トラベルギャラリー井上

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